突然ですが、クリーニングから返ってきた衣服に被せてあるビニール袋はどうしていますか?(クリーニングから返ってきた写真▼)
「綺麗に保護されてるはずだから、このまま収納しておこう!」
と思い、ビニール袋を被せたたままハンガーにかけていませんか?
大至急!外してください!
外さないと、大切な衣服が汚れたりカビ発生の原因につながります。
答えは単純!クリーニング後にお客様の大切な洋服にホコリがつかないため。たったそれだけなんです。
私もビニール袋を被せたまま保管し、久しぶりに着ようと思ってビニール袋から出した瞬間…変な臭いと白っぽいものが。
「え…まさかのカビ?ちゃんとクリーニング出したのに…?」
お気に入りの服だっただけに大ショック。そしてクリーニング屋に駆け込み衝撃の事実を聞きました。
そこで、絶対に私と同じような失敗をしてほしくないので、ビニール袋をすぐに外すべき3つの理由とクリーニングから返ってきたら行う4つのことをご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
あっ!その前に「クローゼットに行ってビニールの袋を外してから」続きを読んでくださいね♪
クリーニングの袋を外す3つの理由
1.カビの発生を防ぐ
袋を付けたままにしていると、そこに湿気がたまりカビ発生の原因になります。
カビが生えるとどうなるの?って思いますよね。カビが原因で衣類にもたらす影響は…
- 衣服に穴があきやすくなる(生地がうすくなるため)
- 色が抜けて変色する
- いやなにおいが発生する
- 衣類アレルギーを引き起こす原因になる
など…カビが発生して良いことは一つもありません。ましてや、頑張ってお金をためて購入した大切な衣服に穴が空いたらどうですか?
考えるだけでゾッとします。
つまり、衣類にとって「湿気」と「カビ」は天敵ということです。
2.薬剤のにおいをとる
クリーニングから衣服が返ってきたときに「なんか独特な臭いがするな」と感じたことありませんか?
あの独特な臭いはクリーニング時に薬剤を使用するため、その臭いが残っているんです。
つまり、ビニール袋を外さないと薬剤の臭いが袋の中で充満し、時間が経っても嫌な臭いがとれないんです。
3.汚れに気づく
クリーニングに出したのに、汚れが残ってるなんて考えたことないですよね?
実は、クリーニング後でも汚れていることがあります。
私も、戻ってきた衣類に汚れが付着したままだったので、再度クリーニングをお願いしました。(普通のお店なら無償でやり直しをしてくれるはずです)
そのため、クリーニング後はビニール袋を外し、衣類に汚れが残っていない確認しましょう。
クリーニングから戻ってきたらするべき4つのこと
クリーニングから戻ってきたら、必ず行ってほしいことがあります。
- 衣類にかけてあるビニール袋を外す
- 衣類を1~2時間の陰干しをする
- 衣類に不織布などのカバーをする
- 防虫剤を設置する
何度も言いますが、クリーニングから衣服が返ってきたら真っ先にビニールを外しましょう!もうこれは必ずですよ!
そして、1~2時間の陰干しはできれば行ってください。
「陰干し」するのは、衣服は日差し(紫外線)に弱く変色したり日焼けなどするためです。さらに、一度外に干すことで、あの独特な嫌な臭いもほぼ取ることができます。
忘れがちなのが、その後の保管方法です。全ての衣服とまでは言わないですが、洗濯できないアウター(コート、ダウンなど)やスーツなどは、不織布をかけしっかりとカバーしましょう。
(不織布とは…下の写真のように衣服をカバーする袋こと)
不織布をかけるだけで、大切な洋服をダニや汚れ(ホコリ)などから守ることができます。
私が実際に使っている不織布も合わせてご紹介しておきますね。
たくさんの枚数をお探しならこちら!
そして最後に防虫剤を設置しましょう!
衣服をどのように収納するか(衣装ケースに入れる、ハンガーにかけるなど)によって防虫剤を使い分けることをおすすめします。
まとめ
せっかくクリーニングに出したのに「逆にダニが発生し衣服を傷めてしまった」なんてならないように、クリーニングから戻ってきた衣類にかけてあるビニール袋は必ず外しましょう。
この記事を読んだら「今すぐ」クローゼットに行き、ビニール袋にかかったままの衣服がないか「必ず」確認してくださいね。