1歳前後のお子さんの口まわりが赤くかぶれたり、赤いポツポツが出てきて悩んでいませんか?
私の娘も生後7か月になったころ、同じように口のまわりが赤くかぶれているような日が続きました。
「そのうち治るから大丈夫」と軽く考えていましたが、日に日に症状は悪化。
その原因は「よだれかぶれ」でした。
そこで、この記事では私の実体験を元に、赤ちゃんの口周りが赤くかぶれる原因とその対処法についてまとめました。
お子さんの口のまわりが赤くなったり、赤いポツポツが出てきて悩んでいるママの参考になればうれしいです。
赤ちゃんの口のまわりに赤いポツポツ。かぶれたような症状も
1.赤ちゃんの口周りが赤くかぶれ出した時期
娘の口のまわりが赤くかぶれるようになった時期は、ちょうど離乳食を始めたころ。
生後6か月頃に「【必見!】離乳食づくりでおすすめの調理器具はこれで決まり!」こちらの記事を書いて約1か月経った頃です。
ただ、娘は遊びに夢中になっていると口元にたれている程度だったので「よだれかぶれではないだろう」と勝手に決めつけていました。
2.赤ちゃんの口周りが赤くポツポツ。具体的な症状
娘の口周りの具体的な症状は…
- 口の周りが赤い
- 赤いポツポツ
- 口の周りが乾燥しているかのようにカサカサ
- ひどいときは湿疹が出る
- 夕方頃になると赤みがひどくなる
- 赤い部分はヒビ割れたようになる
- 赤みが強いときはかゆみもある
上記のような症状が出ていました。
ただ、私がこの症状を軽く考えていたのは…
「夜寝てから朝起きると赤みがひいていることが多く、赤くならない日もあるから」
時間が経てばそのうち治るだろうと軽く考えていました。
しかし、あるとき信じられないほど口周りが赤くなっていたんです。
その時の写真を載せておきます▼
とにかく口の周りが真っ赤に腫れ、赤いポツポツが。
このときは、かゆみも強かく出ていたのか、ぽりぽりと口周りをかいているような仕草を何回も見かけました。
そして、やっと病院へ行く決心がつきました。
赤ちゃんの口のまわりが赤い。症状が悪化し小児科を受診
1.赤ちゃんの口周りが赤くなるのはアレルギーの可能性も
急いで小児科へ行き、先ほどの写真を先生に見せました。
すると、写真を見た瞬間に先生の顔つきが一気に変わりました。
ずーんと胸の奥が重くなる感じがしました。まさか、本当にアレルギーかもしれないと不安で押しつぶされそうでした。
最近新しく始めた食材は「食パン・白身魚・豆腐」。
さらに、赤みがひどく首の周りに湿疹が出た当日に食べさせたのは「食パン」。
しかも、スーパーで買ったものではなく、頂きものでもらった「パン屋さんの食パン」でした。
つまり…卵アレルギーの可能性もあるかもしれないということです。
早速、心当たりのある食材のアレルギーを調べてもらえることになりました。
食材や成分には責任をもたないと。
厳しい言葉を言われましたが、先生の言う通りです。
娘は食べることに慣れてきて、新しい食材をどんどん試していた時期。
食べてくれるのがうれしく、完全に気を抜いていました。
2.赤ちゃんの口周りが赤くかぶれ、処方された薬
飲み薬と塗り薬の2種類を処方されました。
- ケトチフェンDS小児用0.1%(飲み薬)
(抗アレルギー薬)
ぜんそく、アレルギー性鼻炎、じんましんや皮膚炎に伴うかゆみを改善 - アルメタ軟膏0.1%(塗り薬)
(ステロイド薬)
湿疹、皮膚炎など炎症を抑える
お薬を使いだしてから約4~5日。
口周りの赤みも引き、ポツポツやかぶれもすっかりきれいになり、つるつるの赤ちゃん肌が戻ってきました。
肌がきれいになって安心した半面「薬が効いたってことは本当にアレルギーなのかな…」という不安もつのっていきました。
赤ちゃんの口のまわりが赤くかぶれた原因と対処法
1.赤ちゃんの口周りが赤くかぶれた原因
1週間後、アレルギー検査の結果を聞きに再受診しました。
結果は……
今回調べた項目に関しては、アレルギーなし。
本当に安心しました。
そこで先生から教えてもらった、アレルギー以外で考えられる「赤くかぶれる原因」は…
「よだれかぶれ」。
離乳食を始めて、食べ物が肌に触れる機会が多くなったからと言われました。
よだれかぶれになる理由は、「赤ちゃん特有の肌」と「唾液の成分」に関係があるそうで…
- 皮膚が大人よりも薄く乾燥しやすい
- 小さな刺激でも肌に負荷がかかる
- 唾液に含まれる消化酵素による刺激
結果、よだれかぶれになり、それが悪化すると赤くかぶれたり、まれに湿疹になることも。
まさに、娘の症状と同じです。
2.赤ちゃんの口周りが赤くかぶれる前の対処法
先生から、口周りが赤くならないようにするための2つの対処法を教えてもらいました。
- 「食事前に口周りにワセリンを塗る」
- 「食事後は濡らしたガーゼや口用のウェットティッシュで優しくしっかり拭き取り、保湿クリームを塗る」
ぜひ、お子さんの離乳食を始める頃から試してください。
そして万が一、口周りが赤くなってしまった場合は、すぐに小児科を受診しましょう。
娘はその後も、口周りのかぶれは再発することなく過ごせています。
そこで、実際に私が使っている「保湿クリーム」と「ワセリン」をご紹介します。
▼こまめにたっぷり使いたかったので、コスパが良く保湿力が高い保湿クリーム
▼ワセリンが柔らかいため塗りやすく、コンパクトサイズもあり持ち運びにも便利♪
まとめ
赤ちゃんの口周りが赤くかぶれる原因と対処法をもう一度まとめておきます。
離乳食などによる、よだれかぶれ
「食事前に口周りにワセリンを塗る」
「食事後は濡らしたガーゼや口用のウェットティッシュで優しくしっかり拭き、保湿クリームを塗る」
これを徹底してください。
今回はアレルギーがなかったので、結果よければすべてよし。
…ではありません!
・ひどくなる前に病院へ連れて行ってあげられなかったこと
・そのうち治るだろうという根拠のない自信を持っていたこと
・なにより、むすめに1か月もつらい思いをさせてしまったこと
とても反省しました。
赤ちゃんは病院代がかかりません。
大切なお子さんに何かあってからでは遅いんです。
「あれ?様子がおかしいな」と感じたら、迷わず病院へ連れて行ってあげてください。
私の経験が、同じように「赤ちゃんの口周りが赤くかぶれる症状」で悩んでいるママの役に立てたらうれしいです。
最後に、記事内でご紹介した保湿クリームとワセリンをもう一度まとめておきます▼
約1年が経過して娘の肌の状態は…?
その後、約1年が経過し、娘の肌はあれから赤くなることは1度もありませんでした。
徹底したのは、食事前のワセリンと食後の保湿と入浴後の保湿です。
そして、1歳ころからスキンケアとして使いだしたのが「アロベビー ミルクローション」。使いだしたきっかけは、雑誌やSNS上で「乳児湿疹が治った!」「肌の状態が改善された!」などの口コミが多かったから。
「アロベビー ミルクローション」のおかげもあってか、ツルツル・プルプルの肌でいてくれてるので、とても助かっています。
ママも一緒に使えるので、娘と一緒に「ぬりぬり~」と言いながら毎日スキンケアしています♪
効果は個人差があるかもしれませんが、うちの娘の肌には相性が良かったので、気になった方はぜひ試してみてくださいね!
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