1歳前後のお子さんが、突然口の奥に手を入れて「オェ」とえづくような仕草をして、どうしたらやめてくれるか悩んでいませんか?
「何度、叱ってもやめない」
「オェオェえづきすぎて吐いてしまった」
「なんでそんなことするの…」
「もういやだ」
と苦しんでいませんか?
実は、私も同じように1歳2か月の娘に同じような仕草がみられ悩んでいました。
でも、子どもがその仕草をする理由を考え、いろんなことを試した結果、1~2か月がたった頃ぱたりとやめてくれました。
そこで、「1歳前後の子どもが突然手を口の奥に入れてえづく原因」と「実際に試した対処法」をご紹介します。
同じように悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
1歳の子供が突然口の奥に手を入れてえづくのはなぜ?
子供はさみしい、かまってほしいと感じている
1歳を過ぎたお子さんが、突然口の奥に指や手を奥までいれてえづくのは、「さみしい」「かまってほしい」と感じて、それを必死に表現しているように感じます。
もしかしたら下のようなときに、手を口の奥に入れてませんか?
たとえば…
- ママとパパの食事中(子供は先に食べ終えている)
- 家事(料理や洗濯など)をしているとき
など。
実際にうちでも、私やパパが「娘の相手ができないとき」に、手を口の奥につっこみ「オェ」となるまでえづいていたんです。
娘は「私と遊んで。さみしいよ」とうったえていたように感じます。
1歳の子供は、まだ言葉で自分の気持ちをうまく伝えることができません。
手を口の奥に入れてえづくことで、ママやパパの気を引こうとしているんです。
叱られたりしたときのイライラを表現している
もう1つ、娘を注意したり叱ったときにも、同じ症状が見られました。
大人でも怒られたら「クソッ!もうー」って感じますよね?
でも、大人なら…
スポーツしたり、買い物したり、カラオケに行くなどして、イライラやストレスを自分の意思で発散することができますが、子どもにはできません。
なので、ママやパパに対するちょっとした「抵抗・反発」や「どうしようもない気持ち」を、手を口の中に入れてうったえているんです。
子供が口の奥に手を入れてえづくときの2つの対処法
対処法①:子どもが満足いくまで遊んであげる
今やっていること(家事など)を一旦ストップして、とにかく子供が満足いくまで遊んであげましょう。
そうなんですよね。
私もこの対処法をしてたときは、まったく家事が進みませんでした。
でも、気が済むまで思いっきり遊んであげると、娘はそのうち満足してくれるように。
すると、家事をするためにそっと娘からはなれても、口の奥に手を突っ込んでえづくことをしなくなったんです。
その間に、一気に家事を済ませるようにしていました。
というのも、うちの場合、何度叱っても、注意してもまったくやめなかったんです。
むしろ、叱ったり、注意すると「遊んでもらえる!」と思って、ヘラヘラ笑ってしまうんです。
私もどうしていいかわからなかったので、手を口の奥に入れてえづく仕草をしても、あえて何も言わずほったらかしにしてみました。
案の定、ソファの上で吐いてしまったんです。
ソファーを掃除したり、汚れた服を洗ったり、子供をシャワーで流したり…
結果、余計な家事が増えてしまったんです。
なので、「もうこうなったら、とことん娘と一緒に思いっきり遊んでやる!」と考え方を変えたら、効果アリだったんです。
対処法②:子どもが夢中になれるものを見つけてあげる
もう1つの対処法として、ママやパパと遊べないときだからこそ「1人で夢中になれるもの」を見つけてあげようと考えました。
実際にいろんなことを試して、娘が興味をもったのはこの4つ。
- 絵本を1人で読む
- ディズニー英語システムのDVDを見る
- テレビを見て踊る
- 野菜を切るおもちゃで遊ぶ
絵本を1人で読む
こちらの記事「0歳の赤ちゃんにおすすめの絵本!8ヶ月の子が夢中になる絵本の効果とは」でも書きましたが、娘が1歳になる前から1日1冊の絵本を読むようにしています。
娘はわりと絵本が好きだったので、1人で絵本を読めるように絵本を床に5冊ほど並べて様子を見るようにしたんです。
すると…自分で絵本を取り、開いて遊ぶようになったんです。
(読むというより、絵本をじっと見たり、絵本に向かって声を出すようになりました。)
特に効果が見られたのは、こちらの2冊。
「おふろでじゃぶじゃぶ」は、私も好きなシリーズの本。絵がかわいく、同じ言葉を繰り返すので娘もたのしんでいます。
「うまれてきてくれてありがとう」は、どちらかというと子育てに疲れたママに読んでほしい1冊なのですが、この本に出てくる「ふくろう」が好きみたいで、そのページばかり見ています。
このように1冊すべてに興味がわかなくても、1ページでも夢中になってくれればOKです。
ディズニー英語システムのDVDを見る
ディズニーの英語システムとは、「DWE(ディズニーワールドオブイングリッシュ)」と呼ばれ、0歳からディズニーのキャラクターたちと家の中で気軽に英語を学べるディズニーの英語教材のこと。
利用者の口コミや評判も高く、40年以上も続いています。
もしかしたら1度は聞いたことがあるかもしれませんね。
娘を出産したときに、たまたまサンプルでもらったDVDがあったので、それを見せたところ…
おどろくほど、興味を示したんです。
「英語をやらせるなら小さいうちからがいい!」と聞き、ちょうどDWEを購入しようか悩んでいたところだったので、
「これだ!」と、思いきって購入。
結果、DVDを流すと、びっくりするくらいおとなしくなり、夢中になって見てくれるように。
また映像に合わせて、楽しくおどったりするようになり、効果はバツグンで手を口の奥に入れることすら忘れているようでした。
とにかく娘には効果アリだったので購入してよかったなと思っています。
今ならサンプルDVDと資料請求が「無料」でもらえますよ。
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また、DWEは子供の英語教育に効果があるのか、使ってみたリアルな感想を「【感想】ディズニー英語システムは効果があるの?実際に購入してみた」でご紹介していますので、チェックしてみてくださいね。
テレビを見て踊る
テレビはNHKの「いないいないばぁ」や「お母さんといっしょ」です。
「テレビはあんまり見せたくないな…」という思いから、1歳までほとんど見せたことがありませんでした。
そんなとき、たまたま家に遊びに来た友達に「いないいないばぁは絶対に喜ぶから見せてみなよ!」と言われたのがきっかけで見せるてみることに。
すると…ビックリするほど効果アリ!
歌に合わせて踊ったり、手を叩いてはしゃいだり、とにかく楽しいみたいで、テレビに釘付け。
とくに「いないいないばぁ」の「わ~お!」という曲にはまったみたいで、歌詞を言うだけで「ピクッ」と反応するようになり、踊るようになったんです。
手を口に入れることはすっかり忘れていました。
ちなみに、スマホで「おかあさんといっしょ」や「いないいないばあ」が見れたらいいなって思ったことありませんか?
実は、Amazonプライムならいつでも・どこでも見放題なんです。
詳しくは「NHKの子ども番組がAmazonプライムで見放題!育児ママパパ必見です」をお読みください。
野菜を切るおもちゃ
友人の家に行ったとき、マグネットやマジックテープでくっついている野菜や果物を、ナイフで切るおもちゃで楽しそうに遊んでいたので、すぐに購入。
こんなやつです↓
購入後、遊び方をひと通り教えてあげたら、モクモクと切ってはくっつけて、切ってはくっつけてを繰り返して、1人で遊んでくれるように。
夢中になることで、手を口に入れることはほとんどなくなりました。
ご紹介したどの対処法でも、ずっと1人で遊ばせるのではなく、ときには家事をやめて…
・外をお散歩して気分転換をしたり
・一緒に「わ~お!」を踊ったり
・絵本を読んだり
子供がさみしくならないように心掛けました。
まとめ:わざと手を口の奥に入れても怒らないで!子供は必死に伝えている
お子さんが、突然口の奥に手を入れてえづくような仕草がみられたときの、原因と対処法をまとめてみます。
・さみしい、かまってほしい
・叱られたときは、反抗したりもやもやを表現してる
・絵本を1人で読む
・ディズニー英語システムのDVDを見る
・テレビを見て踊る
・野菜をき切るおもちゃで遊ぶ
また、最初に口の奥に手を入れるようになってから1~2か月たったころ、気づいたらもうその仕草は見られなくなりました。
対処法がよかったのか、もしかしたら何もしなくてもやめていたのかもしれませんが…
1つ学んだのは、決して怒ってはいけないということ。
子供が必死に伝えようとしているのに、怒ってはだめだということ。
そんなときこそ、子供の声に気付いてあげることが大切だと身をもって体験しました。
決して怒らず、お子さんの伝えようとしていることを受け止めてあげてくださいね。
私が試した対処法は、必ず効果があるとは言えませんが、うちの娘にはとても効果があったので、少しでも参考になったらうれしいです。